【ゴールデンカムイ聖地巡礼記】3日目番外編:俺ら小樽さ行くだ
みなさんこんにちは!
聖地巡礼したくてうずうずしているものの、
「予定は未定☆」まっしぐらなサラミです◎
鹿児島遠征も延期となってしまいましたが、来る日のために生きたいと思います。
さて、前回は旭川市内の第七師団関連スポットに関する内容をお届けしましたが、今回はその続き!
旭川から最終目的地・小樽へ向かうサラミの勇姿(?)を中心にまとめました。
端的に申し上げますと、
「移動してご飯食べて小樽運河撮影したよ!」的な内容です。
※構成の関係上こうなりました
ですので、聖地巡礼に関する内容は一切含まれておりません!
聖地巡礼記事のみをチェックしたい方は下記リンクよりご覧くださいませ◎
【一日目】
【二日目】
【三日目】
旭川、出発
北鎮記念館に別れを告げたのが17時過ぎ。
予定していた出発時刻を見事にオーバーしました!
最寄りのバス停からバスに乗り込み、旭川駅へ戻ります。
楽しかったよ旭川…また絶対来るから待っててね…(照)
旭川駅からは以下の経路で小樽入り!
|JR特急ライラック2号・札幌行※特急料金有
札幌
|JR函館本線・小樽行
小樽
乗車時間はなんと2時間半!!!
新幹線新大阪から東京へ向かうのと同じ位の所要時間です。
広いですね、北海道ェ~!
※同日午前に網走から旭川への移動もありました(約4時間)
腰痛持ちはやっちゃだめ、絶対(震え)
移動中は北鎮記念館で撮り損ねた鶴見中尉と宇佐美上等兵で写真を撮ってみたり、
これまでに撮影した写真の編集をしていていました。
まるでアイドルがステージに立っているようですね!(強めの幻覚症状)
最終目的地・小樽へ
19:30過ぎ、ついに小樽に到着。
気温はなんと6度!しかも雨!
冬物のコートのありがたみを感じます。
↑ヒートテック×2、腹巻、ロングシャツ、ボアコートの重ね着
下はタイツ、スキニー、ウール地の靴下、ブーツ、スヌード…こんな感じで重ね着してました。
運河を巡る前にホテルにチェックイン。
先にホテルの食事を頂きます。
最終日なのでコースで予約してみました。
んんんんんんうまぁい!!!!!!
お腹いっぱい美味しいご飯を食べて恍惚の表情不可避です。
気分上々で館内をうろうろ。
そして、満腹の体に鞭打つかの如く運河周りのお散歩へレッツゴー。
人のいない時間帯にゴールデンカムイの作中に登場した場所へ足を運びたかったのですが、
雨は降り止まず寒くなる一方だったので、サクッと撮影を済ませすぐにホテルへ戻りました。
雨の影響もありますが、時節柄人が少ないです…
頑張れ小樽…!!!
ホテルに戻った後は天然温泉で冷えた身体を癒し、荷物整理。
旅の道中で購入したお土産や訪れた施設のパンフレットを見返して
旅を振り返るなどしている内に強い睡魔に見舞われたので早めに就寝しました。
一日で網走⇒旭川⇒小樽と移動して、疲れない訳がないよ…!
ナイスファイトやで自分…!!
という訳で、大移動の三日目もこれにて終了◎
聖地巡礼はついに最終目へ突入!
夜が明けた先に待ち受ける未来とは───
…なんてかっこつけてしまいましたが、次回は
聖地を巡るッ!
食べるッ!
観るッ!
歩くッ!!
満載でお届け予定です☆
今回の記事よりは味わい深い内容になるかと思いますので、
皆様引き続きどうぞよろしくお願いします~m(__)m
【ゴールデンカムイ聖地巡礼記】3日目:移動距離がすごいよ!旭川編
皆さんこんにちは、サラミです!
お久しぶりの更新でございます!!
北海道一人旅から半年が経過し、話の鮮度(?)は失われてしまいましたが、
引き続き旅の記録を残していこうと思います!
これまでの記事はこちら↓
【一日目】
【二日目】
☆当記事は本誌のネタバレになるような記載はございません!
単行本派の方も安心してご覧くださいませ◎
さよなら網走、こんにちは旭川
10/24(土)、AM5:30起床。
旅人の朝は早い(n回目)
なぜなら8:06網走駅発のJR特急大雪に乗って旭川へ向かうため。
ちなみに網走⇔旭川は、関西で例えると大阪⇔越前市(福井県)くらいの距離感!
みんな北の大地の広さに震えろ~!!(なんやこいつ)
送迎バスの出発まで時間があるので、
まずは起き掛けに網走の朝焼けを堪能します。
空気もめちゃくちゃ澄んでて気持ちいい~!
朝ごはんを頂き、館内を散策◎
リスとの出会いは叶わず…次回に期待!
色々見て回っているうちに出発の時刻となりました。
ホテルの送迎バスでJR網走駅まで送ってもらいます。
北天の丘さん、めちゃくちゃ居心地良くてご飯も美味しくて最高でした!
また利用するぞ~~(/・ω・)/
皆さんも網走観光の際は、ぜひ北天の丘さんをご検討くださいませ◎
送迎バスのおかげであっという間に網走駅に到着。
早速、出発前の記念撮影。
8:06、網走駅を出発。
ちなみに到着予定時刻は11:50で所要時間は約3時間50分…!
関西で例えると、新幹線で新大阪‐鹿児島中央へ向かうのと同じくらいの所要時間です。
結構腰にくるので、腰が弱い人は何か対策グッズを持っていくといいかもしれません。
移動時間長いので持ってきた本を読んだり、網走監獄で購入したきびだんごを食べたり…
しておりましたが、朝が早かったこともあり早々と寝落ちしてしまい、
気付いた時には旭川駅に到着していました!(おい)
旭川駅、かっこいい。
ものすごく強さを感じます!(?)
抱かれたい駅ランキングベスト3に堂々のランクインです!(??)
セルフタイマーの鬼として名高い女(?)サラミ、
旭川動物園の顔ハメパネルを発見し、秒速でセルフタイマーを発動。
まぁ、今回旭川動物園行けないんですけど…(哀愁)
次訪問する際はもっとゆっくり滞在したいね、旭川…
ロッカーに荷物を預けて「次なる目的へさぁ出発!!」と言いたいところですが、
まずは無印良品へ向かいます。
なぜなら、ジンギスカンの香りが染み込んだシャツから脱却するためです。
⇒詳しくはこちら/ 【ゴールデンカムイ聖地巡礼記⑥】1日目番外編:キャリーケースの中は頭がおかしくなるまで確認しろ - サラミ放浪記
おかげでやっとシャツ変カンフージェネレーションできました。
シャツ変を済ませ、お次はお昼ご飯を頂きます。
選ばれたのは勿論、旭川ラーメン!
旭川らぅめん青葉本店さんでチャーシュー麵を頂きました◎
めちゃくちゃ美味しかったです。
久しぶりに美味しいラーメン食べて身も心もホッカホカです。
いざゆけ、旭川市彫刻美術館!
駅周辺を散策したいところですが、
この日はスケジュールがみっちり詰まっているので断念…!
早々と旭川駅へ戻り、旭川電気軌道バスで中原悌二郎記念旭川彫刻美術館へ向かいます。
www.city.asahikawa.hokkaido.jp
美術館に向かう際は、春光6の9行もしくは末広4の1行のバスに乗車しましょう~。
(いずれも「春光園前」下車でOK)
バスに揺られること25分、春光園前に到着。
降りてすぐの交差点を右に曲がると…
美術館、発見!
明治35年建設、第七師団旭川本部のモデルとして描かれたこちらの建物は、
元々旭川偕行社という将校の社交場として親しまれておりました◎
流石は元社交場、圧倒的造形美!
大事に保管・利用されてきたことが一目で分かります。
展示されている彫刻品もすごくリアルで細部までつい見入ってしまいました◎
ちなみに館内の撮影自体は問題ないのですが、それらをSNS等に投稿する事は
禁止となっておりますので、見学に行かれる方はご注意くださいませ!
「階段部分だけならSNSへの投稿okです」とスタッフさんから了解を得ましたので、こちらのお写真をどうぞ。
「鶴見の見物」/第18巻、扉絵
居ますね。
鶴見中尉が此処に居ます……。
思わず息をのんでしまいました。
ぐぬぬ…うっとりしていられたのも束の間!
事前予約していた北鎮記念館の館内案内の時間が迫ってきたので、
配車依頼していたタクシーに飛び乗り、いざ北鎮記念館へ!
出発前にタクシーの運転手さんに写真を撮っていただきました。
建物見切れてるけど、これも一つの想い出◎笑
待望の北鎮記念館
美術館を出て約10分、あっという間に北鎮記念館に到着◎
※時間の関係上タクシーを利用していますが、旭川市彫刻美術館⇒北鎮記念館は
バスでアクセス可能です!(最寄りのバス停は花咲町4丁目or護国神社前です)
隊員さんに館内案内をお願いしているので、窓口でその旨を伝えます。
案内は30分コース/60分コースの2パターンありますので、スケジュールと睨めっこして好きな方を選んでね☆彡(私は60分コースでお願いしました!)
ちなみに、受付付近のガラスケースには野田先生と竹本さんのサイン色紙、
第七師団メンバーのブロマイドが展示されています!
※ブロマイドは撮り損ねました。
展示フロア(2F)へ上がり、案内がスタート。
館内には屯田兵・旧陸軍第七師団の歴史、陸自第二師団の活動などに関する資料が約2500点展示されています!
第七師団、そして現在の陸自第二師団に至るまでの歴史を隊員さんが丁寧に解説してくださるので、
金カムファンに限らず近現代史・軍事史やミリタリー関係がお好きな方は館内案内有りで訪問することをオススメします。
最初は特にゴールデンカムイファンである事を隠して解説をうけていたのですが、
村田銃の辺りで「こちらの銃はゴールデンカムイでも登場する~(以下略)」という
説明を受けている際に
「谷垣の~…あっ(言ってしまったという表情)!」
とゲンジロちゃんのお名前を漏らしてしまい、金カムのオタクであることが開始早々バレてしまいました。
偽るのは、もう止めにしよう(CV.ぺこぱ松陰寺)
↑ 上から村田銃、村田銃、スタール銃、ウィンチェスター銃
訪問者が金カムファンであると分かると、隊員さんは作中で登場する武器等の資料、
関連(するであろう)人物、出来事について作品に絡めて解説してくれます。
作品きっかけで訪問したと伝えた方が楽しさ100倍になるんじゃないかな!と思いますので、
恥ずかしがらずにカミングアウトしちゃいましょう!せっかくの機会ですしね◎
隊員さんに推しキャラを尋ねられたので鯉登少尉であることを伝えると
「鯉登さん!」
と仰られて、さん付けの新鮮さに思わずドキドキしちゃった(照)
ちなみに今回案内を担当してくださった隊員さん曰く尾形ファンが圧倒的に多いとのこと。
という訳で、尾形勇さんの軍隊手帳です。
貴重な資料の多くが地元の方が寄贈してくださったものです。
開拓や前の大戦の凄まじさだけでなく、
第七師団、そして現在の陸自第二師団が地域社会との繋がりを大切にしながら、
共生・地域づくりをしてきたんだな、と展示資料から伝わってきます。
続いて大礼服。
准士官以上の者、所謂将校さん達が儀式祭典の際に着用する正装です。
かなりざっくりとした説明になりますが、襟章・肩章から階級、
袴の側章からどのに兵科に配属されているのかを読み取ることが出来ます。
施された金モール刺繡が見事です!
※軍装についてもっと知りたい!という方におすすめの一冊がこちら!↓
藤田昌雄『写真で見る明治の軍装』(潮書房光人新社、2016年)
ちなみに袖章の金線の単位は「条」なんだって。
将校さん達は大礼服をはじめ、職務上必要な軍装を自前で揃えなければなりません。
また、昇進の際に階級章の付け替えや金線の追加が必要となります。
こちらは上原勇作中将の大礼服服とトランク!
大礼服を畳まずに済むよう収納性を考慮して設計デザインとは恐れ入ります…!
丁寧に作りこまれているなぁと感心するばかりです。
帽子や肩など、各部位に装着する階級章も沢山展示されてます◎
当時の煙草。
菊田さんはどの銘柄を吸っていたのだろうか。
小遣帖、よく見ると「マスク」と書いてある!
ドウナツ、甘納豆、ウド…ン?食べ物めっちゃ購入していらっしゃる◎
軍人さんの生活の一部を垣間見た気分です。
こちらは鯉登行一さんの書。
歴代の第七師団長がずらり。
ゴールデンカムイの作中で見かけるお名前がちらほら…!
2巻第8話「逃走」に登場した「樺太式」(もしくは「露国式」)スキー板!
アザラシの毛、恐るべし。
スキー板の向かい側には日露戦争の資料展示と…
つ、鶴見中尉が作中で着ている肋骨服!
そして上等兵の全身コーディネート!!つまり、宇佐美時重が作中で着用している軍服が目の前に…!
流石やで北鎮記念館(圧倒的感謝)
写真撮り損ねちゃったけど、特大ジオラマめちゃくちゃよく出来てるのでぜひ見てください!
現在の北鎮記念館周辺の区画は、第七師団師団発足当時のものを使用しているそうです。
続いて軍刀。
鍔や鞘、緒などの色やデザインからどの階級の将校が所持しているかの判別がつきます。
指揮刀。
九十九年式機関銃っょぃ
ババババババババババッで鶴見中尉と有坂閣下が喜んで試弾しそう。
他のコーナーももっとじっくり見たかったのですが、
金カム関連の展示品を見るのに時間をかけすぎてしまい、気が付けば閉館10分前に。
奉天会戦の戦況図、ノモンハンのジオラマ、撮影忘れてしまった…やっちまった!!
60分の案内含め約2時間滞在していましたが、最後は駆け足になってしまいました。
建物自体はそれほど大きくないのですが、展示資料のボリューム50000兆点ですので
見学の際はたっぷりめに時間を取っておくといいかもです!
また、館内だけでなく建物の裏手にも展示資料がありますのでこちらもお忘れなく!
※私は「帰りに見て回ろ~!」と後回しにして、そのまま見ずに立ち去ってしまいました。
帰り際、隊員さんに見守られながら館内入口にある行季を撮影。
「こんなに持って行けませんよ」と鯉登少尉が月島軍曹に一蹴されたやつですね~
彼は大量の行季の中に何を入れていたのか…
その真相を探るべく、サラミは次なる目的地小樽へと向かった――
という訳で、弾丸ではありましたが第七師団ゆかりの地を巡ってまいりました!
今回の聖地巡礼で一番慌しく過ごしたかも??
北鎮記念館を出発した頃には日が暮れ、夜が始まろうとしていました。
もう少し旭川に居たい気持ちを抑え、本日の最終目的地小樽へGO!
次の記事からついに小樽編◎
聖地巡礼の記録もラストスパートに入ってきました~!
小樽ではどんな発見があるのか?!
続編に乞うご期待ッ!
【ゴールデンカムイ聖地巡礼記番外編】2日目:オホーツク流氷館~ホテル滞在編
こんにちは、サラミです◎
先週は感染性胃腸炎でバイオハザードのリッカーみたいになってしまい、なかなか更新ができずの状態でした。
皆さーん、健康が何よりですよぉ!!
さて、今回の記事は網走監獄を出てからのお話になります!
聖地巡礼の余談的な内容ですので、
「ワシはゴールデンカムイの聖地巡礼記事だけ見たいんじゃ!(CV.ノブ)」
という方は、次回投稿まで今しばらくお待ちくださいませ!
これまでの記事はこちら↓
【一日目】
【二日目】
GOGOオホーツク流氷館
名残惜しさを抱えつつも、網走監獄博物館に別れを告げ、バスに乗り込むサラミ。
次なる目的地はオホーツク流氷館!
こちらの施設は徒歩でも向かうことも可能ですが、
その場合の所要時間は約30分…しかも山道……!
体力に自信のある方ならともかく、そうでない方は車もしくはバスやタクシーを利用して向かうことをおすすめします!
また、近くにある北方民族博物館にも行きたかったのですが、
今回の旅程だと時間に余裕がなく、こちらは計画段階で行くのを断念…!
次は二日間まるっと観光できるよう、スケジュールを組もうと思います。
バスに揺られること5分少々・・・
あっという間にオホーツク流氷館に到着ッ!!
外観撮影は忘れました!ヒヒィン
駐車場を歩いていると・・・
北緯44度のラインを発見!
駐車場内に看板やラインを設置したのは最近みたいです。
受付で入館料を支払い、早速地下の展示フロアへ◎
なんとここには・・・
クリオネ~!!!!(CV.IKKO)
何一つうまく撮れてなくて笑いが止まりません。
白石の鼻から出ていたクリオネちゃん、ふよふよしてめちゃくちゃ可愛いです。
みてくださいよ、このシマエビさん!
なんとご飯中でございます!よーく見ると脱皮の形跡が・・・!?
貝殻にすっぽり入ってかわいい~^^
幻想シアターでダイナミックな映像を観た後、流氷体感テラスへGO!
こちらのテラスの室温はなんと-15℃!冬のオホーツク海を再現しております◎
テラス内にある流氷はオホーツク海にあったものをそのまま運んできているとのこと!
アザラシとキツネもいるよ!
ちなみにスタッフのお姉さんに「一回目はそのままの服装で、二回目は上着(無料貸出)を着て楽しんでみてくださいね☆」と勧めて頂いたので、言われるがまま二回流氷体感しました(照)
テラス入口付近には濡れたタオルが置いてあります◎
中でブンブン振り回すと、あっという間にタオルがかちんこちんに!
これがなかなかに楽しい・・・!
ぜひ濡れタオルを一枚持って中に入ってみてくださいね☆
ちなみにそのままの服装で入った一回目よりも、上着を着て入った二回目の方が寒かったです!
理由は簡単で、一回目は入ってテラス内をぐるっと周回するだけだったのに対し、
二回目は濡れタオルをブンブン振り回すという動作があってそよそよと風が生じたから。
弱い風を起こすだけでも「お、寒ッ!」ってなるのに、ブリザードとか絶対絶命じゃん・・・(震)
展示フロアを存分に堪能し「お次は展望テラスにいくぞ!」と2Fへ上がったものの、
雨風強くて閉まっており、オホーツク海を一望することは出来ませんでした!
ざんねんむねんまた来週・・・ッ(突然テニスの女の血が騒ぐ)
1Fロビーに戻ります。フロアの奥手にはなんと!
ゴールデンカムイスタンプラリー3のチェックポイントと杉元が!
QRコードと一緒にこれまでに来館された金カムファンのファンアートが展示されています◎
皆さんめちゃくちゃ上手い・・・!そして愛がすごい!
金カムファン最高だな・・・!と思わず目頭が熱くなりながら、
ホテルの送迎バス到着まで時間があったので流氷ソフトをいただきました。
めっちゃ美味しい!!!
オホーツク海の塩うまっ!ペロッ
塩キャラメル最高やぁ!ペロッ
秒でなくなりました。
皆さん、オホーツク流氷館に訪れた際は是非食べてくださいな!
お宿へGO
17:30、流氷館にホテルの送迎バスが到着。
数日前に「当日はどのような交通手段で来られますか?」と連絡くださって、
こんな感じで回って、最終的には電車で最寄り駅まで行ってそこから歩くつもりですーとお話したら、
送迎バスがありますので、流氷館見学し終わった位でお迎えにあがりますとご配慮いただきました・・・!
本当にありがたいですね(号泣)
さて、二日目網走で利用したお宿はこちら!↓
北天の丘あばしり湖鶴雅リゾートさんです◎
・ホテルのご飯食べたい
・癒されたい
・温泉入りたい
超絶久しぶりのがっつり一人旅ゆえ、聖地巡礼以外の要素も満喫したいんじゃ!と
強欲なサラミが永続発動状態だったのですが、こんな私の「〇〇たい・したい」を沢山満たしてくれる最高のお宿でした!
また、新型コロナウイルス感染対策もしっかり取られており、安心して滞在できました◎
☆旅する際は宿泊施設側の対策に任せるだけでなく、利用者もしっかり感染対策をとりましょう!サラミおじさんとの約束だよ!☆
⇒「新しい旅のエチケット」と「新しい旅のルール」 | 旅行者向け Go To トラベル事業公式サイト
ただ翌日が早朝出発ゆえ時間が足りず、駆け足で館内を巡る事になったのだけが心残り・・・!
こちらが私が宿泊したお部屋!天都山サイドでした☆彡
オホーツク文化をモチーフとしたお部屋です◎
やだー!!めっちゃテンション上がるやつ!
ちなみにお部屋だけでなく、館内全体でオホーツク文化を感じることができる空間デザインとなっております。
温かみのあるインテリア・照明が来訪者の心身を優しく包んでくれて・・・まさに至福のひと時ーーーッ!
こちらは部屋着◎
可愛過ぎてこれは最早オシリスの天空竜です(何を言っているのだ)
夕食はオホーツクの山海の幸をふんだんに活かしたバイキングを頂きました◎
勿論どれも新鮮でとっても美味しかったのですが、私は焼き立てのピザを一番に推したい!!
チーズたっぷり!あつあつ!素材の味でめちゃくちゃ殴ってきます!!!!!
コロナ禍以前は好きな具を自由に選んで焼いてくれたそう。くぅ~、これも試したい!
という訳で、北天の丘さんに宿泊される際は是非ピザを食べてください、お願いしますピザ食べて食べろください!!
ご飯一杯食べたあとは、お土産コーナー&館内散策
網走ビール3本セット、土産用のお菓子、お部屋で飲むビールとつまみ、アイヌ模様のポーチを購入◎
網走監獄のお土産コーナーで購入したイヤリングと一緒に◎
メインラウンジ◎
圧倒的くつろぎ空間です。
無料ドリンクのメロンジュースが美味しくて、散策中、お風呂あがり、翌朝三回も飲んじゃった・・・!
図書室もありまして、オホーツクに関する書籍が多数並んでいました。
購入したお土産を一旦部屋に預け、温泉へ。
岩盤浴でたっぷり搔いた汗を流したら、露天風呂へGO!
これ冬にきたらいとエモしやろな~!
湯上りラウンジが最高過ぎて、ここで一度寝落ちしかけました。
お部屋に帰って広縁でビールをいただきます。
はぁーうまい、この日初のアルコールです。
この時点で時刻は0時過ぎ。
夕方まで降り続いた雨はすっかり止み、空は澄み渡り、星が美しく輝いていました・・・
テレレレーテレレレーテレレー♪テレレレーテレレレーテレレー♪(天体観測のイントロ)
午前0時、バルコニーに一眼レフを担いでった~♪
一度もやったことないのに星空撮影にチャレンジしました。
なんでもチャレンジあるのみです、できっこないをやらなくちゃ。
撮影技術がまだまだ足りていませんが、この日見た美しい星空を写し残すことが出来てすごく満たされました。
もう、この一言に尽きますよね。
網走最高-----ッ!!
三日目へ続く・・・♪
【ゴールデンカムイ聖地巡礼記⑦】2日目:それゆけ、網走監獄!編
こんにちは、サラミです!
ファンブックに本誌に、供給過多で満身創痍です・・・
金カムファンの皆様、強く生きましょう(握手)
飛行機での道内移動を経てサラミが向かったのはそう・・・
網走市です!
この記事には本誌の内容に関する記載はありませんので、
コミック派の方も安心してご覧ください◎
女満別空港~網走
AM5:00 、起床。
旅人の朝は早いです。
軽めの朝食を終えた後、新千歳空港温泉で朝風呂を堪能し身体を整えます。
すっかり元気になったら、ホテルのチェックアウトを済ませ、いざ空港へ!
雨の航路で女満別空港へ向かいます◎
※札幌から特急列車で向かうことも可能ですが、時間が惜しいので飛行機を利用しました◎
飛行機に乗って約50分で女満別空港に到着です!
ついにきたぞ~、網走~~~ッ!!!!
きえーーーい!!まずはソフトクリーム食べ・・・
空港でのんびりしている余裕はありません。
飛行機の到着に合わせて網走方面への連絡バスがやってくるので、
荷物を取ったら、すぐにバス停へ向かいます。
女満別空港から網走監獄へは交通機関で直接向かうことができないので、一旦JR網走駅に向かいます。
所要時間は約30分、サイト掲載がありませんが車内にGoToトラベルの地域共通クーポン取扱店舗のポップがありました◎
女満別空港↔網走駅の料金が920円、1000円のクーポンを利用した場合80円のマイナスが出てしまいますが、
小銭を崩す方が面倒に感じたので、ここで早速クーポンを利用しました。
クーポン便利だな~お得だな~と感心しているうちに、網走駅に到着。
せっかくなので、セルフタイマー発動ッ!!
映えますね。(!?)
駅から網走監獄へは網走バスさんが運行している定期観光バスで向かえますが、一日の運行数に限りがあります。
バスでのアクセスを検討している方は必ず事前に時刻表をチェックしておきましょう。
私は待ち時間なく効率的に巡りたかったので、私は駅からタクシーを利用しました。
運転手さんめちゃくちゃ優しかった・・・
それゆけ博物館網走監獄
網走駅からタクシーで約10分。
念願の博物館網走監獄に到着です◎
き、緊張してきた・・・!
まずは鏡橋を渡って窓口で入所手続。。。いや入館料を支払います。
ちなみに網走監獄博物館さんの公式サイトに10%オフになるクーポンがありますので、
博物館利用の際は事前にクーポンを印刷しておきましょう~!
また、スタンプラリーのQRコードが入場券販売窓口付近に掲示されています◎
網走監獄では門倉部長と白石をゲットできますよ~!
※QRコードは庁舎内にもありました。
可愛ーーーッ!!!!!
いざ、入館。
うわーッ!!!
地の果ての牢獄、網走監獄だァーーーーッ!!!
喜びを噛みしめながら、いざ博物館内へ!
パンフレットに散策マップが掲載されているので、そこに記された順序やおすすめコースに沿って巡ると良いかと思います◎
正門
まずは圧倒的重厚感に包まれた正門をくぐります。
こちら正門が登場する代表的なシーンは、
・第1話「不死身の杉元」(1巻)
酔った囚人が杉元にアイヌ殺害と金塊について話すシーン(回想)
・第117話「網走へ」(12巻)
・第126話「門倉看守部長」(13巻)
巻頭。門倉部長が正門前を歩いている
・第138話「喪失」(14巻)
杉元を救出し、正門から避難する際に倒れているインカラマッを発見、駆け寄ったタイミングで第七師団に囲まれてしまうシーン
といったところでしょうか。
そういえばインカラマッ、キロランケ、アシㇼパさんは、この正門の屋根に登っていましたね。
正門は網走監獄編では度々登場しますので、
隠れミッキー的な感覚でカウントしてみると面白いかもしれませんね!(何言ってんだこいつ)
せっかくなので、門倉部長&白石と同じポーズをキメてみました。
屈強な顔をしているので塗りつぶしたよ!
自身のセルフタイマー力に恐れ入るばかりでございます。
庁舎
門をくぐるとすぐに庁舎が見えてきます。
典獄室や会議室、各課の窓口として機能していた場所です。
第130話「誘導灯」(13巻)では犬童典獄がこの庁舎から出動するシーンが描かれています。
入り口より向かって右手には売店がありまして、こちらには杉元とアシㇼパさんのパネル、野田先生の色紙(白石)、コラボポスターが展示されています◎
「きたきたぁ~ッ!!!聖地だぁ!」と気分は囚人狩りDJアゲ太郎です!(?)
左手は囚徒が切り開いた北海道開拓の歴史、博物館内の重要文化財を紹介する展示コーナーとして利用されています。
以下、サラミのちょっとした語りパート(?)
明治期、ロシアの南下の脅威への備えが急務であった政府の施策に道路建設が挙げられます。
反乱士族や思想犯を収容する場として道内には集知監(刑務所)が設置され、彼らの労働力を以って道路開設が進められていきました。
網走監獄は1890(明治23)年に釧路集治監から送られた囚人によって建設された監獄で、翌年には千人超の囚徒が収容されます。
ここに収容された囚人は、北見⇔網走間を結ぶ163kmの道路建設に従事させられ、突貫工事での作業を推し進めた結果、わずか8か月で道路(中央道路)を完成させました。
厳しい自然環境、不当な労働条件、逃亡防止のためにつけられた鉄球付きの鎖、
こうした過酷な環境での労働は多くの囚人の命を奪いました。
中央道路の開通と道東の発展の礎は、多くの命の上に形成されたと言えます。
かなりざっくりですが、道内の集治監を含めた網走監獄の設立経緯です。
詳細は現地であったり、博物館の公式サイト等から確認してみてください◎
その場所・施設がいつ、どういう経緯で誕生したか。
赴く場所の根源を探ることで、聖地巡礼はもっと楽しくなります!
職員官舎
第126話「門倉看守部長」(13巻)にて、門倉部長の宿舎として登場します。
広さは9坪、間取りは1LDKで網走川河畔に176戸建てられていたそうです。
―「いらっしゃい、予定通りだな」
門倉部長の声が聞こえます。
これを幻聴と呼びます。
裏門を抜け、刑務所水門を横目に次の場所へ向かいます。
水門横にクチャ(仮小屋)作って鮭の賄賂を贈りたくなりますね。
釧路地方裁判所網走支部法廷復元棟
こちらは釧路地方裁判所網走支部が新庁舎建設に伴う旧庁舎の取り壊しに際して、
単独法廷合議室、合議法廷、仮監置室および勾留質問室を譲り受け、復元・保存したものです。
第85話「恋路いくとせ」で、白石がこれまでの脱獄の回想のなかで、裁判所で判決(?)を言い渡されるシーンが登場しますが、こちらの復元棟では裁判官の法服を近くで確認することができます。
飾り刺繍の色と桐花の数で所属やステータスが分かる仕組みになっているそうです。
詳しくはこちら⇒異形の装束 〜明治期の擬装束〜
刺繍が見事です。
建物は明治村にて保存管理されている宮津裁判所がモデルですので、
復元棟が金カム作中で何かのモデルとなった訳ではないものの、
法服という細かな点から、杉元達が生きる時代を感じ取ることが出来ます。
こちらは監置室。
「誰?ねえ・・・誰なの?!」
ものすごくアバンギャルドな女性が監置室にいらっしゃいました。
私の心の中の二階堂がざわざわしてしまいました。
監獄歴史館
続いて向かったのが監獄博物館!
こちらでは網走監獄の囚人が担った中央道路の開削工事にまつわる展示がメインテーマとなっていますが、
設立当時~現在の網走刑務所に至るまでの囚人の暮らしに関する資料も展示されており、見どころが盛り沢山です!
また、館内中央はシアターとなっており、囚人たちの苦難の歴史を7分の映像から感じ取ることが出来ます。
資料のごく一部
私も開削工事に携わる囚人の生活を体験をしてきたよ。
過酷すぎて泣いちゃった・・・。
入口付近に網走監獄入獄写真という写真機がありましたので、
入獄記念に撮影してみました(照)
圧倒的なで肩ァ!
舎房及び中央見張所
続いてはこちら。
ついにやってきました・・・
五翼放射状平屋舎房---ッ!!
デザイン性を損なうことなく、機能的な要素を追求した設計、
美しさに圧倒されます・・・
天井から差し込む自然光が木材や赤煉瓦の温かみを引き立て、
一瞬監獄であることを忘れてしまいそうになります。
現地でしか得られないもの、気付けないものはたくさんある。
正に、野田先生のこの言葉の通り。
自分の足で訪れて、その目で確かめる、「体験」があってこその発見が沢山ありました。
・・・さてさて、五翼放射状平屋舎房について簡単に説明を。
この舎房は1912(明治45)年に建てられました。
中央見張所から放射状に五つの舎房が連なっており、360度どの角度からでも監視できるようになっています。
これはベルギーのルーヴァン監獄の構造をモデルとしているとのこと。
ちなみに現存する中央見張所は八角形ですが、金カムの作中では六角形で描かれています。
舎房には様々な工夫が施されており、斜め格子はその代表例として挙げられます。
巡回する看守にとっては監視しやすく、中にいる囚人からは向かいの舎房が見えない仕組みに。
また、換気経路を一定方向に整えることで、寒さの厳しい冬でも全体に暖房を行き渡られることが出来たそうです。
扉一つ、窓の配置一つとっても、機能面をもの凄く考慮した上で設計されていて、
近代建築は奥が深い!と改めて心を揺さぶられました。(近代建築好き)
それでは金カムで登場したシーンに合わせて振り返っていきましょう。
中央見張所
第129話「五翼放射状平屋舎房」(13巻)
―「今夜はほんとに風が強いですねぇ」
見回りから門倉部長が帰ってくるシーン
第132話「蹂躙」(14巻)
―「宇佐美!?」
若干画角が違うけど。
第133話「700人の凶悪犯」(14巻)
―「!?門倉部長殿ぉ!?」
門倉部長、見つかるッッ!!
宇佐美と熱い再会を交わすシーンですね(震え)
―「何なんだよ、そのホクロッ」
永遠に並走するホクロちゃんです(震え)
第四舎第六十六房前で杉元達と第七師団が対立する最中で
宇佐美は門倉部長を発見します。宇佐美の視点から考えると、
門倉部長は第三舎方面へ走っていったのかな。
―「おおおおおおおお」
舎房から出てきた囚人が駆け出すところ。
五翼放射状平屋舎房
第129話「五翼放射状平屋舎房」(13巻)
杉元・アシㇼパさん・白石が天窓から第四舎へ侵入、第六十六房のカギを開錠するシーン。
―「天窓さ、恐らく光をできるだけ取り込みたいから鉄格子をつけてないんだろう」
第132話「蹂躙」(14巻)
―ズカズカズカズカ
第七師団、第四舎に突入するところ。
撮影した場所がちょっと前過ぎました。
第133話「700人の凶悪犯」(14巻)
―「樺戸監獄で考案された火災時に作動される一斉開房装置だ」
門倉部長が宝具を開放・・・ではなく、開房装置を起動させるシーン。
中央見張所から外に避難するのではなく、第三舎房へ一目散に向かっている事から、
端から逃げるつもりは無くて、応戦する気でいたんですよね。
「新人・・・まだこの装置のこと説明してなかったっけ」って台詞、看守部長としての矜持を感じられて大好きです。
第134話「教誨堂」(14巻)
月島キックのコマ。15巻の表紙・裏表紙になったやつ。
23巻の宇佐美の表紙・裏表紙もになったね!
鯉登少尉応戦中のカット。
「第四」までわかるけどその後が分からない・・・!
六十六房に一番近い番号の辺りかな~、なんて想定して撮影。
その他
13巻、14巻を持参していた私が網走監獄編の各コマを見ながら撮影したのは大体こんな感じです◎
もっと頑張れたと思うけど、ずっと興奮していて色々すっ飛んじゃった!(馬鹿すったれ)
一つ言えるのは、網走監獄編の聖地巡礼を余すことなく実行するには物凄い時間と事前準備が必要ってこと。
作中のシーンに忠実ではないけどその他諸々の写真↓
外観
肩外して脱出できるサイズの通気口とは思えない・・・!w
内観
その他
せっかくなので、ここでもセルフタイマーで記念撮影。
※リュックにカメラ置いて撮ってるよ!
なんやこの激エモ写真。
これだけめっちゃレタッチしてるやん
教誨堂
興奮冷めやらぬまま、次に向かったのが教誨堂。
教誨堂は僧侶や牧師が受刑者に人の道を説き、更生へと導くための場所でした。
和洋折衷建築で、庁舎、二見ヶ岡刑務支所、舎房及び中央見張所と同じく重要文化財に指定されています。
ゴールデンカムイでは
・白石がシスターと出会うシーン(9巻)
・土方さんVS犬童典獄(14巻)
上記の回で登場します。
今回は持参していた14巻の描写を参考に見学しました◎
第133話「700人の凶悪犯」
―「来た・・・!やはり教誨堂だった」
犬童典獄が中に入るシーン
第134話「教誨堂」
土方さんと都丹さんが犬童典獄の後を追って潜入します。
―「俺が犬童の目をぶち抜いてやる」
都丹さーーーーーーん!!鉄球痛ァ!!!
第135話「鎖デスマッチ」
土方さんVS犬童典獄
見開き・横割りのコマの背景はこんな感じ?
次ページ、土方さんがよろめくシーン。
土方さん、血を使った目眩ましから会心の一撃。
元々の戦闘力も高いけど、知略を巡らせ仕掛けて倒すところに土方さんの魅力を感じます。
幕末の動乱を生き抜いた者ならではの戦い方って感じで、他のキャラと一線を画している気がする。
うーん、語彙力がなくて上手くまとめられない。
せっかくなので(出た!)、ここでもセルフタイマーを使って記念しゃし・・・
失敗しました。
その他
聖地巡礼とは直接関係ないけど印象的だった場所。
訪れたタイミングが良くて、紅葉が綺麗でした◎
館内にあちこちに設置されている看守のマネキンが、絶妙に現代風です。
妙だな・・・(CV.某名探偵)
反省点
バスの時刻との兼ね合いもあって15:30に博物館を後にしたのですが、
あろうことか
・高見張(尾形が杉元とウイルクを狙撃した場所)
・独立型独居房(樺戸集治監で白石がぶち込まれた独居房のモデル)
の写真を撮らずに立ち去ってしまいました・・・!
なお独立型独居房の隣にある煉瓦造り独房は撮った模様
さ!ら!に!
監獄食、食べ逃しました・・・!
入館前に食堂のラストオーダーの時間(14:30)を確認したにもかかわらずこの体たらく。
この馬鹿もーーーーーーーん!!!!
サッポロビール編・開拓の村編に比べて資料の作り込みも甘かったと痛感。
持参した漫画ありきで見学したけど、次行くときはちゃんと事前に資料をまとめておこう!
また来るって心に決めてるから、その時に同じこと繰り返さなければいいんだ!
さいごに
館内全てをじっくり見学すること5時間。
「え?そんなに長居してるの??」と思うでしょう。
なんと、これだけ滞在しても
「ふええ><時間が足りないよぉ~」
ってなります。
勿論、見たいところだけサラッと見て帰ることも出来ますが、
北海道開拓の歴史、最果ての地網走に監獄が誕生した経緯、
囚人達が担った道路の開削工事について・・・
館内には上記にまつわる歴史資料が多数展示されています。
物凄いボリュームですが、じっくり時間をかけて網走監獄の歴史を感じ取ることをおすすめします。
長くなりましたが、網走監獄編はこれにて終了!
次は厳寒の網走監獄を体験するんだ・・・!
【ゴールデンカムイ聖地巡礼記⑥】1日目番外編:キャリーケースの中は頭がおかしくなるまで確認しろ
こんにちは、サラミです!
ここまでひたすらゴールデンカムイ聖地巡礼レポを届けてきましたが、今回はグルメ編◎
ヒンナの一部始終(?)をどうぞご覧くださいませ!
サッポロビール博物館での撮影を終えたサラミ。
「腹が・・・減った・・・・・!(CV.井之頭五郎)」
という訳で博物館内に併設されているサッポロビール園でGO!
まずは総合受付(サッポロビール博物館の入口と同じ施設)へ向かいます。
園内にある5つのホールレストランのうち、どのホールを利用するかをここで選択します。
この日私が選んだのは、ビヤホールの王道ケッセルホール!!!!
受付の男性が物凄くダンディズムに溢れていて素敵でした。
※お一人様だったのでスムーズに案内していただけましたが、複数人でいかれる際は予約がベターかと思います◎
ワクワクしながら ケッセルホールに入ると、
ムッワァァァァァ・・・
女一人、ケッセルホール、ジンギスカン鍋。
何も起きないはずがなく・・・。
なぜならラム肉の焼ける匂いは食欲を刺激し、
ひとりでいては気絶するほどなのだという・・・
そんなエピローグが聞こえてきました。
これを幻聴と呼びます、ええ。
この日は仕込み釜近くのお席に案内していただきました(∩´∀`)∩
これぞビアホールの真骨頂!と言わんばかりの空間で、気分はラム肉DJアゲ太郎ッ!!
コロナがなければもっとワイワイ賑やかな雰囲気なんだろうなぁ・・・
早く収まってほしいものです。
アラカルトでラムジンギスカン・焼き野菜セットとビールを注文。
本日一杯目のビールはもちろん、サッポロビールクラシックから!
んぐッ んぐッ
なんて・・・爽やかなのど越し・・・・・!!!
美味すぎるッ~!!!
焼いてる最中の鍋と撮りたくてお料理待ってたら、その間に泡がなくなってしまったよ!
よいこはマネしないで、泡のあるうちにビール飲もうね~。
ジュージューと焼ける音がたまりません・・・!
また、普段の焼肉とはまた違う、独特な香りが私を優しく包み込んでいきます。
ビールをごくごく飲んでいる内に、焼き上がり。
サッポロビール園特製のタレにつけていただきます。
あ~!!!!!!!
うま~い!!!!!!!!!!
美味しすぎて一生頷いてました。
美味しいものを食べると語彙力無くなるね!(元から無い)
ジンギスカンとビールとの相性は素晴らしいな~!
マッチングアプリはジンギスカン×ビールの相性を参考にするべき、知らんけど。
ここで、ビールを追加注文。
今度は園限定のファイブスター!
やだ美味しい(泣)
クラシックより苦味はあるけど、これがいいんだよこれが~!
そうこうしている内にお肉を食べつくしてしまったので、
トラディショナルジンギスカン(肉のみ)を注文。
これもたまらん~!柔らかくて脂っこさがなくて何枚でもいけるやつ~!!
料理、飲み物、空間、全てが愛しすぎて、
このホール内で最も多幸感に溢れた女と化しました、優勝です!
この後新千歳空港まで戻らないといけないので、
もう一杯いきたい気持ちをグッと堪え、ほどほどの状態でお会計に移りました。
帰る前に立ち寄ったショップで北海道の形をしたジンギスカン鍋が販売されていて、
やだ~!鍋ほしい~!!!ってなってたけど、
今買うと間違いなく荷物になるので、今回は見送りました・・・!
代わりにビールグラスを購入◎
運良く一台待機中のタクシーがいたので札幌駅まで送っていただき、
「ジンギスカンの香りがする~えへへ~」と嬉し気に乗車する私、
さぞ臭かったであろう・・・。(消臭スプレーかけたけど最早効かないよ!)
40分程度で終点の新千歳空港に到着、そのままエアターミナルホテルにチェックイン。
滑走路が見えるお部屋でココロオドル◎
さぁ明日の準備してお風呂入って寝るぞ~!!!とキャリーケースを開け、
明日着る服(シャツ)を取り出そうとしたのだが・・・
シャツが・・・ない・・・?!
キャリーケースの中を隅から隅まで探せどシャツは見当たらず。
今日着ていたシャツはジンギスカンで臭くなるから残りの3日間は、
別のシャツ×2で過ごすはずなのに・・・シャツがどこにもない!!!
おいおいまさか・・・と思いつつ家族にLINE。
「ペイズリー柄のシャツと黒のシャツが私の部屋に取り残されていませんか」と尋ねたら速攻で
「あるで~」
と返信をいただきました。
ありがとうございました、お着替えルートバッドエンド突入です。
二十●年の人生の中でそれなりに旅してきたけど、
こんなにもダイナミックな忘れ物はこの日が初めてだよパトラッシュ・・・。
※ちなみにトップス以外の替えはしっかり入っていました。
前日の確認が甘かったわ・・・。
明日は朝一のフライトでお店はどこも開いていないし、女満別空港到着後も、お店に立ち寄る時間がない・・・。
手持ちのトップスはヒートテックのみという悲しみのラインナップ。
誠に遺憾ながら、三日目の旭川までジンギスカンのかほりを沢山吸収したシャツで持ちこたえることになりました。
この日の夜は、人生で一番消臭スプレーを振りまいたと思います。
なお懸命な噴射も空しく、臭いは4割程度しか消えませんでした。
やいのやいの言っても仕方ないし初日から歩き回って疲れたので、
消臭活動を終えてからはサッと翌日の準備とお風呂を済ませ、眠りにつきました。
翌朝、新千歳空港温泉で朝風呂を堪能して元気150%になったサラミ。
ジンギスカン臭が残るシャツに鯉登少尉の香水を数プッシュし、
いざ網走へ!
という訳で次回から2日目×網走編に突入です◎
ゆるゆるペースの更新ですが、ぜひまた見てくださ~い!☆彡
【ゴールデンカムイ聖地巡礼記⑤】1日目:サッポロビール編
こんにちは、サラミです!
今回は札幌編の続きをお届けします◎
ブログに有るまじき長文ですが、お付き合い頂けると嬉しいです・・・!
※前回同様、本誌の内容にガッツリ触れていきますので、ネタバレNGな方はお気をつけください!
札幌編の過去の記事はこちらからどうぞ!
【ゴールデンカムイ聖地巡礼記②】1日目:札幌北大植物園with赤レンガ庁舎編 - サラミ放浪記
【ゴールデンカムイ聖地巡礼記③】1日目:おいでよ、開拓の村!編 - サラミ放浪記
【ゴールデンカムイ聖地巡礼記④】1日目:札幌市時計台~日本基督教団札幌教会編 - サラミ放浪記
はじめに
この日最後の巡礼スポットとなったのがサッポロビール博物館・・・の
外観です!
札幌駅到着時点で18時を過ぎており、有料ツアーはもちろん自由見学にも間に合わなかったよ!
見たかった、展示資料・・・
楽しみたかった、有料試飲・・・
(卒業式の巣立ちの言葉風に)
次回のお楽しみってやつですね。
ちなみにサッポロファクトリーも時間の問題でパスしています。
翌日、朝一のフライトで網走向かうので仕方ないです!
さて、この度新たな聖地巡礼スポットとして登場したサッポロビールについてですが、
杉元達がバトルを繰り広げているのは、現在サッポロファクトリーがある場所で、元々サッポロビールの生産工場だった場所です。
その工場内の建造物を一部サッポロビール博物館の敷地内にある建造物をモデルに描いています。
サッポロファクトリーは明治期に「札幌麦酒会社」によって新設された「札幌第一工場」の建造物・土地を活用して誕生した複合商業施設で、サッポロビール博物館は製糖会社の工場を「札幌麦酒会社」が買い取り、製麦所として利用した建造物を活用し、開館した博物館です。
なかなかトリッキーな描き方をしますねぇ、野田先生!
せっかくなので、検証の前にサッポロビールの歴史を少しご紹介。
サッポロビールの歴史
明治期における札幌のビール醸造業
明治期の北海道開拓事業によって、これまでの日本にはなかった新たな産業が多数誕生するが、その内の1つにビール醸造業が挙げられる。
1876(明治6)年9月、開拓使官吏の村橋久成やドイツでビール醸造を学んだ日本人技術者中川清兵衛が中心となり、現・サッポロビールの前身企業である官営の「開拓使麦酒醸造所」が誕生した。サッポロビールの歴史は、ここから始まった。
10年後の1886(明治19)年11月、道庁から大倉財閥への払下げによって醸造所は民営の「大倉組札幌麦酒醸造場」として新しいスタートを切るが、大倉財閥の創始者・大倉喜八郎は、翌年渋沢財閥の創始者・渋沢栄一、浅野財閥の創始者・浅野総一郎らに事業を譲渡してしまう。しかし、同年12月に大倉喜八郎が再び経営に参画する運びとなり、これをきっかけに新しく「札幌麦酒会社」(以下札幌麦酒)が立ち上げられた。
1892(明治25)年、札幌麦酒は「開拓使麦酒醸造所」跡地に札幌第一工場を新設する。この工場は1989(平成元)年に移転が決定するまでの約100年間、サッポロビールの生産工場として大きく貢献した。
一方、関東でもビール市場への注目が集まり始める。その結果として、1889(明治22)年10月に「日本麦酒醸造会社」(ヱビスビール醸造・以下日本麦酒)が設立するが、1903(明治36)年に札幌麦酒が東京に工場を設け、関東でも札幌麦酒のビールが流通し始めると、ヱビスビールの生産量は大幅に減少してしまう。
こうした背景から、日本麦酒社長・馬越恭平によって国内ビール醸造会社の合同路線が提唱された。日露戦争下という政治的課題を抱えていたこともあり、国内競争を続けるのではなく、競合他社は互いに団結するべきであるとの見解が一致し、1906(明治39)年3月、札幌麦酒、そして大阪市場を席巻していた大阪麦酒会社の3社合同で日本最大のビール会社である「大日本麦酒株式会社」が設立した。
明治以降の歴史はサイトや博物館で直接確認いただくとしまして、
杉元達が金塊争奪戦を繰り広げていた頃のサッポロビールは、念願の東京進出を果たし、1905(明治38)年には国内生産量ナンバーワンに上り詰めたところで大合同、市場シェアの7割を誇る大企業へと成長を遂げていく最中であったのかな、と思います。
いやはや・・・知れば知るほど一層サッポロビールとゴールデンカムイへの想いが強くなります。
こうした時代背景知った上で改めてサッポロ編を読み返すと、
「成長の最中でビール工場燃えちゃってますやん(困惑)」と、胸がキュッと締め付けられますね!
サッポロビール博物館
続いてサッポロビール博物館についてです。
サッポロビール博物館として利用されている煉瓦造の建造物は、元々「札幌製糖」という会社が1890年(明治23年)に建設した製糖工場の跡地で、1903(明治36)年、ビールの需要が年々高まりつつあり、生産量を増やすための工場増設が急務の課題となっていた札幌麦酒が工場跡地を買い取り、製麦工場として活用し始めたことから、サッポロビールの工場としての歴史が始まった。
冒頭で述べた内容と大差のないまとめですいませんm(__)m
どうしてサッポロファクトリーとサッポロビール博物館は離れているのだろう?と
ぼんやり疑問を抱いていましたが、歴史を振り返ってみると納得ですね。
工場の配置・デザインについて
ベースは札幌第一工場
配置につきましては、サッポロビール博物館に展示されている明治期の札幌第一工場のジオラマとほぼ合致するかと思います。
位置関係を把握したい方は、博物館に訪れることをおすすめします。
次に、建造物のデザインについてですが、
札幌第一工場内の配置や建造物をベースとし、一部の建造物については製麦工場の建造物をモデルに描かれている!
・・・と冒頭で述べた通り、部分的に札幌第一工場は描き替えがなされていると思います。
なぜそう考えるのか、理由は三つあります。
理由①地理的距離の問題
255-256話の杉元・アシㇼパさんvsオストログ、尾形vs宇佐美では製麦工場の建物内で
バトルが繰り広げられ、そして場外アウトする様子が描かれますが、
札幌第一工場⇔製麦工場間は徒歩15分程度の距離があり、この距離を瞬時に移動するのは容易ではありません。
理由②火災場所
オストログが254話で火を放って以降、どんどん延焼していく札幌第一工場。
仮に杉元達が製麦工場で闘っているのであれば、距離が離れているためここには火が回っていないはず。
しかし、作中では火災に気付き、戦闘終了後には現場から脱出する様子が描かれています。
理由③五稜星の有無
明治期に建築された建造物には五稜星マークが刻まれており、作中でもそのマークが印象的に描かれています。
いくつか描かれる五稜星マークのうち、注目して欲しいのが棟飾りの五稜星。
札幌第一工場内にある建造物では、五稜星の棟飾りは使用されていません。
一方、製糖工場の建造物では(私が見て回った限り)全ての棟飾りで五稜星が採用されています。
第252-第253話で菊田特務曹長とアシㇼパさんの問答シーンが描かれていますが、
菊田特務曹長のバックに描かれた建造物の棟飾りを確認してみると、
どれも五稜星が採用されているので、この点から札幌第一工場内のものとは違う建造物がモデルであると推測できます。
以上、三つの理由から、
・255-256話バトル組が製麦工場へと舞台を移したとは考えにくい
・工場内の一部建造物は、製麦工場の建造物をモデルとして採用している
と私は考えています。
また、製麦工場に舞台を移した場合、火災の件は勿論ながら
工場内でのあらゆる動向との整合性が取れなくなってしまいますしね。
札幌第一工場のどの部分を製麦工場の建物をモデルにしているのかまでは現段階で検証できていないのですが、
こうした推測を立てながらゴールデンカムイを読むのも楽しいかなと思います!
工場全体図と各アングル
博物館に立ち寄れなかったので、関西に戻ってから
当時の建造物の配置やデザインが分かる資料がないか調べて見たところ、
それっぽいものを見つけることができました。
まちかどの西洋館別館・古写真・古絵葉書展示室様のブログより
結構忠実に再現されている気がする・・・!
「大日本麦酒株式会社」とあるので、3社合同以降の絵葉書ですね。
一番西側の建物だけ白っぽくて煉瓦造っぽくない気がしますが、配置に大きな変化はないと思います。
ネット上で確認できるジオラマの写真も参考に拝見しましたが、
建物のデザインはともかく、配置はやはり一致していると思います。
現在との比較
作中の工場と現在のサッポロファクトリーがどの程度類似しているかを、エリア別に比較してみました。
まずは 作中で描かれた工場地図を。
現在がこちら。
開発の過程で半分以上建て替えられていますが、レンガ館・日建学院札幌校辺りは
明治期に建造された工場をそのまま活用しているので、作中の雰囲気そのままに、と言ったところでしょうか。
現在の工場正面(杉元組待機場所)
現在の工場東側(土方組待機場所)
現在の工場裏面(都丹組待機場所/尾形の囮が狙撃される場所)
工場西側(牛山組待機場所)
西側は現在、全貌が分かる描写がありません。
問題点/組の待機位置
工場の配置・デザインに関する検証を進めていく中で、ずっと引っかかっていることがあります。
牛山組と都丹組の待機位置についてです。
土方組と、杉元組の位置は背景描写からみて合致していると思うのですが、
牛山組と都丹組だけズレが生じており、私はずっと混乱しています。(助けて検証班)
第251話で明らかになった配置に対し、
牛山組の娼婦役・門倉部長と都丹組の娼婦役・房太郎が待機している場所がこちら。
え、工場正面と裏面じゃん・・・
牛山組はまだ何とかなるかもしれないけど、房太郎よ・・・
地図の配置通り、都丹さんと有古が工場裏面で待機している場合、
正面にいる房太郎の姿は見えないのでは?
~この問題にぶつかって以降、サラミは考えることを放棄した~
うーん、真実は野田先生のみぞ知る。
シーン別検証
・・・考えることを放棄している場合ではありません。
謎が解けないモヤモヤを抱きつつ、シーン別の検証を進めていきます。
ちなみに外観のみの検証となります。
今回パスしたサッポロファクトリーについてはGoogleストリートビューの助けを借りました。
内観も含め、次回の札幌訪問の際にじっくり見て回りたいと思います。
第249話/工場外観
石川啄木が次の犯行現場を皆に伝えるシーンで、札幌麦酒工場の外観が登場。
ここは、現・サッポロファクトリー3条館~レンガ館に該当します。
第250話/宇佐美、娼婦(役の門倉部長)に尋ねる
―「すみませーん、ここがサッポロビール工場ですよね?」
・・・と娼婦役の門倉部長に質問するシーン。
ここはサッポロビール博物館入り口・サッポロビール園総合受付の建物かと
第250話/コンバンワ
オストログが娼婦役の夏太郎に声をかけたシーン。
こちらはサッポロファクトリーレンガ館のタクシー乗り場側が該当すると思います。
分かりづらいですが、明かり窓の中には開拓使のシンボル・五稜星があしらわれており、夏太郎はこの窓の傍に立っています。
第250-第251話/門倉部長待機場所&牛山VS宇佐美
娼婦役の門倉部長が宇佐美に声を掛けられ、逃げようとしたところで牛山が登場。
その後第七師団(鯉登・月島・二階堂・菊田)と杉元組が集結するまでのシーンです。
ちなみに私は牛山と宇佐美が組手で互いの力量を認識するシーンが好きです。
先述の通り、門倉部長は工場裏面、横に長い工場の端にいます。
ここは現・サッポロファクトリー2条館の道路側あたりかと思います。
その後牛山が窓ガラスを突き破って、工場へ潜入
この後宇佐美は三八式を残し、門倉部長を追跡します。
第251話/訂正の花火
―「永倉!!訂正の花火をあげろッ」
永倉のおじいちゃんが花火あげた次のコマはサッポロビール博物館入口の上部に該当します。
第252-第253話/菊田特務曹長‐アシㇼパさんの問答
なぜこのような悲劇が起こってしまったのか、そしてその真相を知るために
鶴見中尉と一度会うようにとアシㇼパさんを説得するシーン。
ここもサッポロビール博物館の入口に該当します。
五稜星の棟飾りと明かり窓、窓や扉の形と配置もぴったりです。
第252話/宇佐美、アシㇼパさん発見
宇佐美が菊田特務曹長と問答中のアシㇼパさんの姿を発見するシーン。
上記写真の入口前にいる二人を目視で確認できる範囲で、
三角屋根の出入り口がある場所が・・・ありました!
博物館入口から開拓館の方面へ10m程度歩いたところに出入口を発見。
宇佐美のアシㇼパさんを発見したのは、恐らくこの出入口付近かと思います。
第251話・第253話・第256-第257話/サッポロビール煙突
サッポロビール編に入って以降頻繁に描かれている煙突。
これはサッポロビール博物館に立っているものがモデルかと思います。
第251話でキラウシが花火を打ち上げた後の、俯瞰視点で描かれた工場中心部(煙突周辺)のコマから、
煙突の土台が四角形かつ、土台からすぐの煙突部分が多角形であることが分かります。
また、多角形の部分は第253話で土方さんと合流した都丹さんが
銃声から別方向で何かが起きていると推測するシーンでも大きく描かれています。
また、ここは刺青囚人の上エ地圭二が足を滑らせ転落死した煙突でもあります。(第256-第257話)
第255-256話/尾形の狙撃位置
尾形の放った弾丸はサッポロビール博物館の樽のオブジェ付近(?)で宇佐美を貫いたと考えられます。
尾形の視点から検証してみましょう。
宇佐美との肉弾戦の後、尾形は工場内を移動する最中で
場外アウトするオストログ、馬に乗って鶴見中尉の元へ向かおうとする宇佐美を発見します。
「安いコマかどうかそんなに不安なら、お前の葬式で鶴見中尉がどんな顔をするのか見たらいい」
この言葉の後、尾形は進行方向を予測した上で宇佐美を狙撃、見事命中。
弾道は下記写真のような感じで、窓二枚を貫通しています。
どういうことだってばよ・・・
隻眼とは思えない狙撃技術です。
被弾した場所はもうちょっと手前かも・・・?ですが、大体こんな感じかと思います。
尾形がオストログを発見した直後のコマを見ると、オストログが落下する建物には3連ドーマーがあります。
オストログの落下ポイントや三連ドーマーの位置、宇佐美の進行方向や尾形が狙撃した位置、
サッポロビール博物館の入口裏手はこれらの配置を満たしていると言えます。
第256話/宇佐美の最期
銃弾を受け、落馬する宇佐美を鶴見中尉が抱き止めて最期の会話を交わすシーン。
聖地巡礼旅の一週間に配信された第256話、あまりにもしんどすぎる・・・(暫く引きずった)
「これで私たちは一緒らすけ」
篤四郎さんにとって一番の友であると時重くんに伝えるシーン。
このとき篤四郎さんこと鶴見中尉の背景に、五稜星の棟飾りがついたドーマーが確認できます。
進行方向から察するに、宇佐美は第252話でアシㇼパさんを発見した建物付近で息絶えたのではないかと思います。
おわりに
ゴールデンカムイで描かれた場所を巡るのは勿論ですが、
仕込みの段階でサッポロビールの歴史を調べていくのが非常に楽しかったです!
それ故に今回博物館に立ち寄れなかったのが結構心残りだったり(笑)
まぁあれもこれもと欲張っちゃうと、旅に余裕がなくなっちゃうので仕方ない。
サッポロビール編は検証の余地がある場所がまだ沢山描かれている(誕生する)と思うので、
本誌読んでるよ!って方は、ぜひサッポロファクトリー・サッポロビール博物館に
足を運んで頂きたい!!!そして、お酒が飲める方にはビールを堪能して頂きたいッ!
私も撮影を終えた後、サッポロビール園でジンギスカンとビールを頂きました☆
この後起きる悲劇も知らずに・・・
次回、サラミ放浪記!
「キャリーケースの中は頭がおかしくなるまで確認しろ」
お楽しみに~◎
【ゴールデンカムイ聖地巡礼記④】1日目:札幌市時計台~日本基督教団札幌教会編
こんにちはー、サラミです!!
聖地巡礼旅から一週間経ちました・・・!
時の流れというのは早いものですねぇ(遠い目)
前フリはさておき、開拓の村を出た後の巡礼レポートをお届けしたいと思います!
※この記事では本誌の内容にガッツリ触れていきますので、ネタバレNGな方はお気をつけください!
サラミ、再び札幌駅へ
開拓の村を出てまず向かったのが、札幌駅です。
ええ、また戻ってきました!!
行ったり来たりしていますが、JRのフリー切符があるので無敵です。
北大植物園⇒市内の聖地巡礼という流れだと開拓の村の滞在時間が短くなってしまうので、
北大植物園の見学後、先に開拓の村へ向かい、
その後閉館時間等気にせずどの時間でも見学できる市内のスポットを巡ることにしました。
駅に到着したのが18:00頃でしたので、辺りは既に暗くなっておりますが、
本誌では夜の札幌でバトルが展開しているので、
より作中の雰囲気に近い状態で聖地巡礼ができちゃうという訳であります。
やだ、サラミのくせに考えてるじゃん・・・!
とは言ったものの、札幌市内の聖地巡礼を行う場合、個人的には開拓の村に1日、
上記地図のスポットを巡るのに1日といった感じで予定を組むことをおすすめします。
(サラミは中々の強行スケジュールで巡っているので、余裕がある人はマネしない方がいいよ!)
では詳しく見ていきましょう◎
札幌市時計台
札幌の観光名所といえば?と聞かれてまず思いつく場所といえば・・・
そう、時計台です!!!
中学校の修学旅行ではバスから眺めるだけだったので、目の前で見るのは今回が初めて!
時計台という名称で親しまれていますが、正式名称は「旧札幌農学校演武場」で、北海道開拓に伴い必要とされる指導者の育成を目的として建てられた施設とのこと。
札幌編でターゲットとされている囚人切り裂きジャックことマイケル・オストログは、
ホワイトチャペル殺人事件を地理的条件が類似している札幌で再現しようとしており、
彼の犯行が初めて描かれた225話から、最後の犯行現場であるサッポロビール工場へ
杉元ご一行や第七師団が集結するまでの過程で、時計台は何度も描写されています。
ホワイトチャペルから若干離れているけど、ロンドンのシンボルである時計塔と
札幌のシンボルである時計台を連想させているのかな?(考察班助けて)
作中では以下の回で時計台が登場します。
ピックアップ漏れがあったらごめんなさい。
・225話/切り裂きジャックの犯行が初めて描かれる場面での1コマ
・232話/菊田特務曹長&宇佐美上等兵と門倉部長&キラウシが互いに気づかずすれ違うシーン
・238話/ソフィアから菊田特務曹長&宇佐美のいる札幌に場面転換するシーン
・247話/杉白ㇼパトリオ&土方御一行から精●探偵宇佐美へと場面転換するシーン
・249話/鯉登少尉・月島軍曹・二階堂一等卒が時計台に到着するシーン
・250話/鯉登少尉・月島軍曹・二階堂一等卒と菊田特務曹長が合流するシーン
作中では直接的な描写はないものの、一番最初の犯行が月末の31日ですので、
野田先生の完全再現っぷりに只々感服することしかできません・・・。
仕込みの数、精度が恐ろしい・・・!
―「宇佐美上等兵は?」
このコマの鯉登少尉、顔が良すぎるんだよなぁ・・・
あいだ さらを
―「宇佐美上等兵は先に行ってます」
菊田さん、たくさんパオパオされたね・・・
今度は中も見学しよう!
日本基督教団札幌教会
続いて向かったのが、日本基督教団札幌教会です。
時計台から歩いて10分程度の場所にあります。
・225話/扉絵
・247話/石川啄木の推理シーン
・248話/石川啄木と宇佐美の邂逅シーン
上記回に登場する教会のモデルとなっております!
―「次の犯行現場はええと・・・どっちだっけ」
写真が雑ですね、しっかりしてください。
元々は木造の教会だったそうですが、1903年に発生した火災をきっかけに、
木造から札幌軟石を使った石造の教会に建て直したそうです。
ちなみに国の登録有形文化財、さっぽろ・ふるさと文化百選の一つとして登録されています。
―第225話 貧民窟(扉絵)
現代建築がひしめき合う中で、ものすごい存在感を醸し出していました。
雪が似合いそうなデザインだなぁ・・・。
教会に到着した頃から、雨がぱらつきだしたのでサクサクッと見学を済ませ、
次の目的地、サッポロビール博物館へと向かいます!
それでは、キリが良いのでこの辺で◎
まだまだ続くよ、札幌編!次回もお楽しみに~!!!