【ゴールデンカムイ聖地巡礼記③】1日目:おいでよ、開拓の村!編
皆さんこんにちは~!
サラミです!
前の記事で北大植物園~寄り道赤レンガ庁舎の様子をお届けしましたが、
今回はその続きッ!開拓の村での巡礼記録でございます◎
前回記事同様、本誌ネタバレは含まれておりませんので、
コミック派の方も安心してご覧ください◎
それでは早速振り返っていきましょう!!
開拓の村について
まずは開拓の村について、公式サイトより引用。
北海道開拓の村は、明治から昭和初期にかけて建築された北海道各地の建造物を54.2haの敷地に移築復元・再現した野外博物館です。
建造物を通じて北海道開拓時代における産業、文化の変遷を体感することができます。
当時の生活様式、街並みのモデルとして開拓の村にて保存されている建造物が多く採用されています!
村内がすごく広いのと、建物内へは靴を脱いで上がることが殆どですので、
動きやすい、脱ぎやすい靴で見学に行くことをおすすめします◎
市街地群
巡った建物毎に解説していきたいと思います! まずは市街地群!
ちなみに午後からの見学でしたので、完全網羅とはいきませんでした!
ブヒィッ・・・!!(号泣)
➀旧札幌停車場
開拓の村到着後、最初に見える建物がこちら。
※帰りに撮影
➀旧札幌停車場です。
こちらが出入口となっております。
売店ではオリジナルグッズの販売もありました。
(閉館ぎりぎりまで見学していたので利用できず( ノД`))
受付にて北海道博物館とのセット券も販売してますので、
両方行かれる際はこのセット券を購入しましょう。
⑧旧浦河支庁庁舎/参照:コミック6巻
村内に入って真っ直ぐ歩いた先にあるのがこちら。
家永カノが切り盛りする札幌世界ホテルのモデルとなった旧浦河支庁庁舎!
殺人ホテルだよ、全員集合!!と思わず他のお客さんにも
呼び掛けてしまいそうな衝動にかられますね~!(あかん)
家永が昇っていった階段。
―「なるほど、いい女だ」
皆大好きち●ぽ先生こと不敗の牛山がチェックインしたところ。
国勢調査はお忘れなく!というのは今も昔も変わりませんね(笑)
③旧手宮駅長官舎/参照:コミック8巻
旧浦河支庁庁舎の左隣にあるのが旧手宮駅長官舎。
鶴見中尉が江渡貝くんのお家に潜入するにあたって、
その動向を監視するために月島軍曹と二階堂が待機していた建物のモデルです。
窓に反射した色づく木々がいい感じです。
さて、中に入ってみましょう!
―「その炭鉱夫はすぐ死んであの墓地に埋葬された」
「なんなのだ、これは・・・!」
はいここ!!おわかりいただけただろうか!
江渡貝くんがランウェイで笑って(!)輝くあのシーンで、
月島軍曹が目をゴシゴシした場所ですね。
室内の置物もわりとそのままな事に感動・・・!
④旧開拓使爾志通洋造家/参照:コミック7巻
旧手宮駅長官舎と同じ通りにあるのが、エディー・ダン家のモデルとなった
旧開拓使爾志通洋造家です!
フチの家に伝わっていた獣皮衣を返してもらうために、
杉元・アシㇼパ・白石・キロランケが訪れた場所ですね。
―「この近くで牧場を経営するエディー・ダンというアメリカ人だそうだ」
中は入らず外観だけの見学でした。
⑤旧福士家住宅/参照:コミック8巻、23巻
お次は土方さんの隠れ家のモデルとなった旧福士家住宅!
正面入り口は洋風ですが、右手にある小道に入ると
すごーい!一気に雰囲気が変わりますね!!
アジトの玄関口はこちら側がモデルなんじゃないかなぁ。
中に入っていきます。
皆がここを歩いたんだ・・・と考えるだけで胸が熱くなります。
居間-----------ッ!!!
奥の部屋は牛山が家永の看病していた、
そして門倉部長とキラウシが花札していた場所ですね!(23巻)
火鉢もそのままだし、もう色々と感無量です(号泣)
―「門倉は引きがオソマ過ぎて笑っちゃうな。賭け事向いてない」
―「のら尾形が戻ってきてる(ケーンケーン)」
はぁ・・・作中の色んな情景が浮かび上がってきますね。
そして、土方さんアジトといえばここ。
―「一矢報いるだけが目的じゃあアンタについていく人間が可哀想じゃないか?」
土方さんが使っていた寝椅子・・・!
隠れ家であり、憩いの場でもあったんだろうなぁ。
⑥旧松橋家住宅/参照:2巻、8巻、21巻
興奮冷めやらぬまま向かったのが、お隣の旧松橋家住宅です。
住宅内には第七師団の兵舎内部のモデルになった場所と、
20巻でヴァシリが隠れていた場所(杉元が突入した部屋)のモデルがあります。
外観はこんな感じ。
入って右手の空間は、和の雰囲気が漂います。
では左手を見てみましょう。
―「カネ餅か・・・それは知らなかったな」
「味は?普通の味か?」
鶴見中尉と谷垣がカネ餅を介して過去回想していた場所・・・!
ここで語られる谷垣と賢吉の再会、
そして15巻で描かれた鶴見中尉と月島軍曹が負傷した際の搬送、
どちらも杉元が関わっているのが運命的で・・・。
ゴールデンカムイの命や想いを繋ぐ描写の上手さに震えます。
―「あの日も私は実家でカネ餅を焼いていました」
また、鶴見中尉はここで杉元の頬にお団子の串を刺していましたね。
そのまま奥へ進んでいくと、21巻で杉元とヴァシリが絵で意思疎通していた部屋がみえてきます。
―「アシㇼパさんを見てると、俺のなかにも子どもの頃に確かにあったようなきれいな部分がまだ残っているんじゃないかって、救われる」
縁側に沿って進んだ先にも部屋があり、
―「当然、接近戦への備えはある」
杉元が突入した場所!!
箪笥の配置が作中とは逆になっていますが、書額からみてここで間違いないでしょう。
この後、ヴァシリは味噌樽を投げつけられます。
旧松橋家住宅を見学した後、空腹でシワシワになりそうだったので、
食堂でトン汁定食をいも餅をいただきました。
トン汁たっぷり!!!おいしーい!ヒンナ!!!
思った以上に食に時間(ボリューム満点で消化に労力かかった)を割いてしまい、
ここから先は急ぎ足で村内を駆けていくことになります。
なんなの、馬鹿なの?
と自分を責め立てたくなりますが、食べなきゃ歩く元気も出ないから仕方ない!←
⑪旧北海中学校/参考:コミック8巻
という訳で、ここから見学スピードがあがります!
食後、一発目に訪れたのは旧北海道中学校です。
建物の色が可愛い・・・!
北海道の建造物、色が可愛いものが多い気がする・・・?
―「皆さんこんにちは」
江渡貝くんのお家にあるテーブルを発見。
思わず上着を脱いで「江渡貝くぅん!」と叫んでしまいそうです!
作品とは関係ないですが、廊下が美しかったので。
漁村群
市街地群の奥手には漁村群があります。
3つある漁村のうち、今回は旧青山家漁家住宅だけ見学しました。
㉝旧青山家漁家住宅/参考:コミック4巻~6巻、11巻
こちらはの建物は、
・刺青囚人辺見ちゃんの利用していた番屋
・茨戸編での日泥親子の番屋
・花沢中将が自刃した(殺害された)部屋
上記描写の背景モデルとなっています。
まずは外観。
―ニシン番屋、漁師たちが寝泊まりする施設
―「そんなもん相談するまでもねぇ、おとなしく交換しろ!千代子に何かあったらどうすんだ!」
―「どんなもんだい」
作中の角度ガン無視で撮ってしまいました、反省してます。
そして、こちらが
―「あなたは来なかった」
あまりにもしんどい・・・。
花沢中将が残し鯉登父に宛ての手紙って、
送った事実はあれど詳細については殆ど語られてないよね。
⑰旧浦河公会会堂/参照:コミック18巻
漁村群でシュン・・・ってなったサラミ。
その足で向かったのが、旧浦河公会会堂です。
※漁村群の項で紹介してますが、こちらは市街地群にある建物です。
関谷輪一郎の過去回想で登場した教会のモデルとなってます。
―「どうして俺じゃなかったのか」
うっ・・・。
心がミシミシ言うシーンのモデルが続いてますね(涙)
グッと堪えながら(?)、農村群へ向かいます。
農村群
㊱旧山本消防組番屋/参照:コミック6巻
農村部の大通りを進んでいくと、右手に旧山本消防組番屋が見えてきます。
茨戸編で尾形が利用した櫓があります。
―「尾形百之助は・・・・・・自刃した第七師団の師団長である花沢中将が妾に産ませた子供」
鐘の位置が違っていたりと完全再現ではないものの、
茨戸宿場町全面抗争勢力図的にここで間違いないのでは、と思います。
㊳旧ソーケシュオマベツ駅逓所/参照:コミック7巻
続いては駅逓所です。
キロちゃんが逃げ出した騎手に代わって競馬に出場するにあたって、
調教師達から事情を伺った厩舎のモデルです。
―「上手く予定の馬を勝たせなきゃなんねぇ」
奥は現行の厩舎です。
たまたま柵が開いていますが、基本は閉まっており
立ち入り禁止エリアとなっていますのでご注意ください。
駅逓所の近くで見かけた井戸・・・。
井戸見るだけで「ウッ、智春くん・・・」ってなってしまうオタクェ
㊴旧田村家北誠館蚕種製造所/参照:コミック18巻
続きまして、関谷編で登場した蚕種製造所のモデルがこちら!
名探偵門倉が大奮闘し土方さんの度胸と経験が冴えわたったあの場所です◎
まずは外観から。
―「土方さんが生きるのなら・・・」
関谷と門倉部長が運試ししていた場所ですね。
毒を使った運試しなんて、よいこの皆は絶対マネしないでね。
土方さんの襲撃から逃れる関谷が歩いた廊下部分。
うっかり靴脱いであがる所しか撮ってなかった・・・。
(実際は脱靴場あたりを歩いてる?)
これが・・・あの種繭雌雄鑑別器・・・ッ!
他にも養蚕関連資料が多数展示されていて、見ごたえのある建物でした。
㊻旧樋口家農家住宅/参照:コミック12巻
農村群で最後に訪れたのが旧樋口家農家住宅です。
そうです、
ラッコ鍋会場です。
―「あの番屋に避難だ!!」
バッタの飛蝗、現場に居合わせたら絶対卒倒するわ・・・。
―「どうみてもシライシが・・・色っぽい・・・・・・」
―くかー(ゲンジロちゃんの寝息)
作中のイメージで室内を覗いてみると、思っていたよりも狭くて。
ええ、そんな所で相撲やったんやな(笑)って思いました。
再び市街地群へ
なんと、カムバック☆市街地群しようとした頃には
時刻は既に16時を過ぎておりました。(閉村時間は16:30)
「やばい、見てないところまだあるぞ・・・!」
冷静と情熱のあいだを行き来するブレッブレな感情を抱き、見学速度を更に加速させていきます。
㉚旧札幌農学校寄宿舎/参照:コミック10巻
きました!
旭川第七師団連隊司令部の内観モデルとなった建物です!(興奮)
中に入ると人感センサーで寮歌が流れます。
あまりにも突然の合唱に思わず
「うわビックリした」
と言わざるを得ませんでした(笑)
入って左手には、犬童四郎助・・・に扮する鈴川聖弘と
看守のフリをする杉元が淀川中佐との面会で使用した部屋があります。
作中では壁に飾られている肖像画は歴代の師団長(?)が描かれていますが、
実際はお雇い外国人?っぽい人の肖像画が飾られています。
―やつは鶴見中尉お気に入りの「薩摩隼人」だ
鯉登少尉が駆け上がっていった階段・・・!
もれなく私も階段を駆け上りました。
㉘旧広瀬写真館/参照:コミック13巻
続いては、13巻で登場した北見の写真館のモデルとなった旧広瀬写真館です!
建物の二階が撮影場となっています。
―「アシㇼパさんの写真をフチに送ってあげようと思ってね」
皆を魅了したゲンジロちゃんのセクシーショットも、この写真館があってこそという訳ですね。
㉑旧近藤医院/参照:コミック6巻、14巻
家永のホテルが大爆発した後、負傷した家永が療養していた病院の一室、
そして網走監獄での壮絶なバトルから一夜(?)明け、負傷した杉元や
インカラマッが治療入院していた病院の外観モデルとなっています。
―網走近郊の病院
生姜醤油で・・・頂かれたのでしょうか。(意味深)
こちらが6巻で家永が使用していたベッドです。
作中では左下に一部移っている椅子に牛山が腰かけていますね。
⑮山本理髪店/参照:コミック6巻
茨戸編で土方さんと尾形が利用した理髪店です!
―「・・・・・・で、あんたはどっちに売り込む気だ」
施術中のカットはお客さんの顔の向き的に尾形よりも土方さん方が忠実?なのかな。
まぁわずかな誤差なので、そこまで深く考える必要もないか!
⑳旧武井商店酒造部/参照:コミック3巻、14巻、21巻
この辺りから閉村まで残り10分、チキチキ巡礼モードに突入します。(あかん)
猛スピードで駆け抜けていったため、うっかり旧武岡商店を見学し損ねてしまいました。
修羅場を迎えたサラミがまず記録に収めたのがこちら、旧武井商店酒造部です。
各巻での描かれ方についてですが、
・3巻/第七師団の小樽の兵舎外観
・14巻/鯉登少尉がフラッと立ち寄ってフレップを飲んでいたお店の内装(写真2枚目)
・21巻/ヴァシリ襲撃時に谷垣・チカパシ・エノノカ・アシㇼパが隠れていた場所の左隣のお店の入り口付近
靴を脱いで中まで入れば、他にも作中で使用された背景のモデルを見ることができます。
⑨旧小樽新聞社/参照:コミック13巻
さー!!サクサク進みますよ!!
お次はこちら。
―「なんでも近々あちこちの新聞社を買う予定なので新聞記者を探してたらしいぜ」
新聞社のモデルとなった旧小樽新聞社!
台詞打っててハッとなったんやけど、
新聞社買収云々の話って作中で回収されてたっけ?
⑱旧来正旅館/参照:コミック4巻、11巻、12巻、13巻
最後は旧来正旅館を見学しました。
こちらの建物は、
・4巻/白石が聞込みにいった遊郭
・11巻/尾形あんこう鍋現場
・12-13巻/都丹さんのアジト外観
のモデルとなっております!盛り沢山じゃん・・・!
自分の目で確認できていないけど、
20巻の登別の旅館内装もこちらの旅館がモデルになっているようです。
タイムオーバーで外から確認するだけに留まってしまいました。
おわりに
開拓の村へ訪れる前に予定外の場所を見学したこともあり、
作中で描かれた建物、描写と比較検証したい場所、
全てを網羅することは出来ませんでしたが、
イレギュラーな中でもまぁまぁ見て回れたのかな、と思います。
最後が駆け足ながらもある程度回りきれた要因としては、
⑴事前に巡礼箇所をリストアップしておく(どの建物がどの巻で描かれたか等も)
⑵園内マップも事前に頭に入れておく(⑴を踏まえた上で見学順も決めておくと迷わず進める)
といった事前準備をしていたおかげでしょうか。
備えていたので、現地での場所や描写の確認時間が大幅にカットでき、
スムーズに村内を見て回ることができました。
聖地巡礼に慣れている方にとっては当たり前のことかもしれませんが・・・。
今回のスケジュール設定がかなりタイトだったので、
次回はしっかり時間を確保して余裕のある見学が出来るようにします◎
その際は北海道博物館も必ず立ち寄るぞー!!
次回は夜の札幌編をお届け予定!
お楽しみ~!!
【ゴールデンカムイ聖地巡礼記②】1日目:札幌北大植物園with赤レンガ庁舎編
こんにちは、サラミです!
一日目の出発~北大植物園までの様子をお届けします◎
☆本誌ネタバレのない記事ですので、コミック派の方も安心してご覧ください!
初日は後半で派手にやらかしましたよ~!(震え)
詳細は後の記事で綴りますが、ジンギスカンの恐ろしさを身をもって体感しました!
という感じで、早速振り返っていきましょう!
いざ、北の大地へ
いきなり機内持ち込み荷物の総重量が7kgを越えてしまい、
慌てて受諾手荷物にぶち込んでいくなど若干のバタつきをみせながらも、無事チェックイン!
(三脚2.6kgに一眼レフ、替えのレンズ入れてりゃそらオーバーするでよ)
約2時間のフライトを経て、やってきました
HOKKAIDO!!!!!!
中学時代の修学旅行振りの北海道~!
翌日また新千歳空港を利用するので、
この日宿泊する空港直結のエアターミナルホテルに荷物を預け、
いざ!
ソフトクリーム実食。(美味い)
やっぱり食べないとね、うんうん。(美味い)
Peachひがし北海道フリーパスを購入!
本当はHOKKAIDO LOVE!6日間周遊パスを使いたかったのですが、
時すでに遅し・・・このパスは販売終了していました。
とは言え今回購入したフリーパスも、
対象エリア内の普通列車、そして特急列車の自由席が5日間乗り放題というなかなか太っ腹な切符です!
ちなみに、10/30からPeachとAir Do限定ですが更にお得なフリーパスが販売されます!
北海道で旅する際はお得な切符一覧に目を通しておくようにしましょう~。
北大植物園へ
札幌駅に到着してまず向かったのが、北大植物園こと北海道大学植物園!
駅から15分ほど歩いた場所にあります。
10年以上前に修学旅行で訪れた際は市内をバスで巡るだけだったので、
自身の足で札幌の街を歩くのは初めて!
そんな私がまず思ったのが、
街が綺麗・・・!
綺麗に区画整理された街並みにずっと感動していました。
関西在住(かつ京都市内の大学出身)なので、
優美で繊細な京都市内の街並みには慣れ親しんでいる訳ですが、
それとは対象的で札幌の街は壮麗な印象。
一つ一つの建物が大きくて、細々していないというか。
人も自然も包み込む、ゆとりを感じさせる札幌の街が一気に大好きになりました。
レンガ庁舎かっちょいい!なんて思いながら歩いているうちに、北大植物園到着。
園内を少し歩いた先に江渡貝くんのお家のモデルとなった建物があります。
この建物は博物館となっており、北海道に生息する生き物の剥製や地質調査で入手した鉱山物等の資料、
そして開拓使に関する歴史資料が展示されています。
絶滅してしまったエゾオオカミ、南極観測で活躍したタロの剥製もあり、
聖地巡礼で訪れるだけでは勿体ない施設です。
余談ですが、南極観測隊とそり犬の悲劇を実話を元に描いた高倉健主演の『南極物語』は名作ですので是非観ていただきたいところ。(悲しすぎて一生泣いた)
⇒Amazon.co.jp: 南極物語を観る | Prime Video
入園すると、左手に雰囲気のある建造物が・・・!
そして、森の小道のような園内を進み続け・・・
江渡貝くんのお家、もとい博物館に到着!!
思わず
江渡貝くぅぅん!!!!
と叫んでしまいそうな位興奮しました。
すごい、原作で見たまんまだ・・・!
外観を一通り撮影したら、中へ入ります。
ヒグマがお出迎え♪
今にも動き出しそうな臨場感・・・!
鳥類の剝製が結構ありましたね。
ここからゴールデンカムイでみたシリーズ!
―このイタチ科最大級の猛獣は気性の粗さから現地ロシア人曰く
「熊より恐ろしい」とのこと
―「可愛いですねぇ。とても愛らしい・・・本当に愛らしい・・・」
「大好きだぁ~!!!(ボカボカボカボカ)」
―「リスは小さいから骨から肉を外すのが面倒なので、丸ごと頭から
タシロ(山刀)で叩いてチタタㇷ゚にする」
―「こいつら寒さにはめっぽう強い犬だから大丈夫だ」
―最後の狼神、ホㇿケウカムイ。
ニヴフのものだけど犬橇もありました。
館内から外を見るとこんな感じ。
どこからともなく「頑張れよ江渡貝くん、集中集中!」と聞こえてきますね(幻聴)
この後北方民族博物館(園内にあります)にも立ち寄りたかったのですが、
新型コロナウイルスの関係で閉館しているため、江渡貝くんのお家の周りを
少し散策して、そのまま次の目的地へ向かうことにしました。
秋めいた植物園内。
紅葉というよりは黄葉って感じがしますね。
落葉の絨毯大好き。
寄り道!北海道道庁赤レンガ庁舎
北大植物園を出て、真っ直ぐ開拓の村へ向かうはずだったんですがね。
あまりにも気になって仕方なかったので立ち寄ってしまいましたね。
北海道庁旧本庁舎へ。
⇒北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎) | ようこそさっぽろ 北海道札幌市観光案内
現在の庁舎が完成するまでの約80年間、道政の拠点として機能し、
1969年(昭和44年)3月12日、重要文化財に指定された近代建築の一つです。
作中ではまだ謎の多い中央政府の拠点のモデルにならないかな~
・・・なんて、淡い期待を抱きながらいざ潜入ッ!!
開拓使のシンボル、五稜星。
玄関口。
白の内壁に赤の絨毯が映えますね。
思わず背筋が伸びてしまいます。
後ろに予定が詰まっているので長居はできませんでしたが、
庁舎内には文書館や資料館が併設されているので、
時間に余裕がある方はぜひ立ち寄ってみてください。
という訳で、初日序盤から寄り道をかましたサラミ選手。
一体この後どうなってしまうのッ!?
次回、サラミ放浪記第3話!「おいでよ、開拓の村!」
お楽しみに~!!!
【ゴールデンカムイ聖地巡礼記①】旅のはじまり
こんにちは、そしてはじめまして!
サラミと申します。
満を持して(?)ブログを開設しました。
普段はTwitterにてあんなことやこんなことを呟いていますが、
140字で総括するだけじゃ勿体ない気持ちが芽生え、
ブログにて振り返りを行うことにしました。
今後も聖地巡礼に赴く予定があるので、丁度良いタイミングかな~
なんて思ったりもしています。
拙い文章ではありますが、お付き合い頂けると幸いです。
※堅苦しい言葉から始まっているけど、本編では語彙力を失ったオタクと化すよ!
*attention*
記事によっては、本誌の内容に触れるものもあります!
その場合は記事の冒頭にその旨を記載しますので、
「本誌のネタバレ嫌だな~」という方はご確認の上
読み進めていただくようお願いします。
旅のきっかけ
言わずもがな
ゴールデンカムイの影響です!
元々コミックで楽しんでいたのですが、年明けから本誌でも追うようになりまして。
そしたらあの230-231話ですよ。(サラミは鯉登少尉推し)
ドボボボボボボ
もう沼ズブズブですわな。
そうした経緯からゴールデンカムイへの熱がオーバーヒート!
その舞台である北海道に行きたいという想いが溢れ、
今回の聖地巡礼に踏み切ったというわけでございます。
まぁ聖地巡礼とは言ったものの、個人的に
「旅に生きものとのふれあいは欠かせねぇ」
という生きもの大好きスピリッツ(?)を持ち合わせているので、
途中聖地巡礼とは関わりのない施設にも立ち寄っています!
(クリオネかわいい!ペンギンかわいい!キャッキャッ)
ほかにも
「温泉入りたい」
「おいしいご飯食べたい」
「いつもとは違うくつろぎ空間に包まれたい」
など、あらゆる欲望が渦を巻いた結果、
聖地巡礼:それ以外の要素=7:3くらいのバランスの旅程となりました。
人間とは欲深いものですね。
ですので、途中でそんな番外要素も交じっておりますが、
「ふーん、やるじゃん(CV.越前リョーマ)」くらいのお気持ちで
見てもらえればと思います。
行先/交通手段
道内を3泊4日で巡っております!
各日の行先はこんな感じ↓
1日目:札幌
北大植物園/北海道庁赤レンガ庁舎/開拓の村/時計台/日本基督教団札幌教会/サッポロビール博物館
2日目:網走
網走監獄/オホーツク流氷館
3日目:旭川(夜に小樽入り)
4日目:小樽
うーん、東西を駆け抜けてますね!
次に道内の移動手段についてですが、
札幌→網走・・・JAL/約45分
小樽→新千歳空港・・・JR北海道 快速エアポート/約1時間20分
大きな移動はこんな感じです。
PeachやAir Do利用者限定ですが、JR北海道で使えるかなりお得なフリー切符があるので、
新千歳空港駅で航空券を提示し、peachひがし北海道フリーパスを購入しました。
⇒Peach ひがし北海道フリーパス・きた北海道フリーパス|JR北海道- Hokkaido Railway Company
現在、私が旅に出た時よりもさらにお得な金額のフリーパスに刷新されています!(笑)
peachもしくはAir Doで北海道に訪れる方は、購入検討するのをおすすめします◎
JR北海道のサイトを見てみると、他にもお得な切符がたくさん販売されているので、
兎にも角にも!電車利用する方は必ずチェックしておきましょう~!
旅の下ごしらえ
一人旅自体は慣れているものの、スケールの大きい聖地巡礼は初めて!
というわけで、普段の旅では作ることのないしおりを作成しました。
「せっかくやしちょっとこだわったろ!ゴールデンカムイ感も出したるでぇ!」
謎のサービス精神が溢れ出した結果、こんな感じの仕上がりになりました。(一部公開)
※一部個人情報を隠すためにデザインを弄ってます。
ちなみに、旅の一週間前に本誌掲載された256話のショックで数日間何も手につかなくなり、終盤は若干駆け足で作成しました。
ゴールデンカムイを読んできて、ここまで引きずったのは256話が初めてだよ・・・
また、本誌は今札幌で絶賛バトル中なのですが、
新たに聖地入りしたスポットの1つであるサッポロビール博物館に関しては、
しおりとは別の形で資料を作ってみました。
(256話ショックで間に合わなかったとか何とか←)
よくみるとサッポロビール園になってますね、まぁ敷地は一緒だし許されるでしょう!(震え)
このほか、網走監獄で実際の景観と照らし合わせる用に13巻と14巻、
道中で作中の時代背景をおさらいする用(移動時間に読む)に新書を二冊持って
いきました。
「もっとこうしていたらなー」なんて改善点がいくつか出てきたけど、
初回だし今後巡礼資料を作成する際に克服していければいいさ!ということで◎
そんなこんなで事前準備を整え、いざ北の大地へ向かいますッ!!